キンモクセイが香る頃
キンモクセイが香る季節になりました。
家の玄関先の植栽はキンモクセイで、朝方窓を開けて寝ていたら、いい香りがして目覚めました。
台風が来たらあっという間に散ってしまうかも、とちょっと悲しい。
早期退職した夫がいる我が家。図書館で借りて読んでましたが、買ってしまいました。じっくりいつでも読めるように (^^;
黒川伊保子さんの本は以前から読んでいて、私達夫婦を救ってくれた救世主と勝手に思っています。一番はじめに手にしたのは結婚10年目の頃でしたか、夫も責任ある立場になって仕事が忙しくなり始めた頃でした。
子供が生まれて、今で言うイクメンの先駆けのようによく世話をしてくれていたので、不満はなかったのですが、仕事が忙しくなると優先度はやはり仕事に。
私は働きながら子供3人の世話をして、その頃の記憶や思い出がないほどバタバタと忙しかったのです。当然ながら、仕事だけをしている夫に不満をぶつけ、険悪なムードになっていきました。
その時にたまたま図書館で手にしたのが、黒川伊保子さんの「love brain」でした。
ポロっと目から鱗が落ちる (^^;
カチリと府に落ちた (^^;
そんな瞬間だったかもしれません。
夫への日々の不満。あれもしてくれない、これもしてくれない、優しくない。夫に直接言ったところでキョトンとしている。何で怒っているかわからない、という返事に何度イラっとしたことか。
どれもこれも、わざとしているのではないんだ、ホントにわからないんだ!と「理解」したら、じゃあしょうがないか、といい諦めがつきました。
この本に出会わなければ、いったい😱
黒川先生、ありがとう✨
子育てでも、男の子という自分とは違う「生き物」を育てるという気持ちでいられたので、穏やかに見守ることができたのではないかと(自画自賛(^^;)思っています。
男女は、生物多様性の論理にのっとって、正反対の感性の持ち主に惚れる。遺伝子の免疫抗体の型を決めるHLA遺伝子が一致しない相手に発情するのだ。
暑さに強い個体と、寒さに強い個体が子孫を残せば、地球が温暖化しても寒冷化しても子孫の誰かが適合できる。ウイルスに弱い人はウイルスの強い個体を、飢餓に弱い個体は飢餓に強い個体を求め、「より強い遺伝子セット」を作ろうとしている。
『定年夫婦のトリセツ』より
私達夫婦は結構いい組み合わせなのだろう💖
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